7月11日(日)に行われる、八ヶ岳歩こう会主催の
ブルーベリーとオオムラサキの里ウォーク
下見10キロ   2004・5・11
 ブルーベリーとオオムラサキの里ウォークは5キロ・10キロ・20キロの3コースの中から自分に合ったコースを選んで歩いていただきます。八ヶ岳歩こう会が単独で主催する唯一の大会なので、下見も各コース2回ずつ歩きます。
 きょうは10キロコースの2回目の下見です。私たちは前回参加できなかったのできょうが初めての10キロ。楽しみです。

 集合場所のオオムラサキセンター駐車場。本番の7月11日には、近くの北杜高校が駐車場になります。
 本番が近づくにつれ、チラシ配布やDM発送など、具体的な活動の相談が増えてきます。
 今は事務局長が中央線の「駅からハイキング」のときにチラシを配りに行きましょう、という話をしています。
 北杜高校の脇を通っていきます。この桜が満開だったのはつい最近のような気がするんですが今はこの通り! 優しい芽吹きの柔らかい緑の時期も過ぎ、こんなに逞しい濃い緑になっていました。

深い緑の林の向こうにまだ雪を被った甲斐駒ヶ岳

 周りの田んぼには水が引かれて、田植えの準備が始まっていました。農作業の合間に休憩している農家の方たち。のどかです。
 後ろを振り返ると南アルプスの名峰・鳳凰三山が谷筋に雪を残して聳えていました。
 すっかり葉桜になった桜並木の間からは、甲斐駒ヶ岳がどっしりと横たわっています。
 ここも両脇ピンクの間から、甲斐駒が見えていたのです。季節の変化はすごい!
 南アルプス、八ヶ岳、茅ヶ岳などの山々に囲まれた田園の中の道を歩いていきます。以前チューリップが咲いていた畑は、ケシに変わっていました。
 途中の民家で、ミツバチを飼育して蜂蜜を作っている人に出会いました。
 「エーッ! これって売っていただけるんですか」
 「採れた蜂蜜はほとんど知り合いの人にわけてしまいます」。
 「イ、イ、いまから私、知り合いになります!」かなり強引な発言が飛び交いました。
 ブンブンミツバチが飛び交う巣箱です。あまーくて美味しい蜂蜜がこの箱の中にあるんですねー・・・。
 ブルーベリー畑は苗の新芽が元気良く伸びてきました。ウォークの頃には大きなブルーベリーの実がたわわに実っているでしょう。

         見晴らしのよい場所に出てきまし
        た。背後に茅ヶ岳が見えています。

 ケシとアヤメの花が道端で迎
えてくれました。
 コデマリ(?)が白い花をいっ
ぱいつけていました。

 中央線の線路に突き当たりました。この地点が10キロと20キロの分岐点です。ここを右へ行くのが20キロ、10キロはここを左です。
 ここまでで大体5キロとのこと。きょうは10キロだから、もう半分来たことになります。あと半分でいいのか!(ちょっと強気・・・)
 しばらく行くと林の中の道に入りました。緑のトンネルです。
 中央線の上の橋を渡ります。
 観察路の標識に沿って曲がると、20キロのときに歩いた道に合流しました。あっここか・・・
 うーんまだどこをどう通っているのかよくわからないなぁ・・・
 誰でも先頭でもアンカーでも歩けるように、と言われましたが、アンカーは大丈夫だと思います?が、先頭は??まだ無理かなー。
 青々とした麦畑。この右のほうから20キロの道はつながっているのです。
 風に揺れる麦の穂は銀色のビロードのようでした。
 オオムラサキの観察路の標識に沿ってまた気持ちの良い木漏れ日差す緑の林の中に入って行きます。

 このだいぶ前から後ろの方では「まだかな」、「どこだろう・・」というつぶやきが聞こえていました。もちろん!お弁当のことです!リーダーのYさんはどんどん歩いていきます。あれっここも通り過ぎたぞ・・・、この日陰でもいいのに・・・つぶやきは波のように大きくなって、ついにYさんのもとへ!
 眼がおにぎりとなって訴えるように見つめます・・・・

 わーい!やっとその時がきました!生態園でお弁当です。ここは東屋もあり、トイレもあります。
 早く食べましょう!!

やっぱり木陰がいいですね。Tさん差し入れのキャラブキもおいしかったです・・・

日野春駅を通り、給水塔をみながらオオムラサキセンターに戻ってきました。

 きょうも暑いくらい。
 「日陰者はこっちでストレッチしましょう・・・」なんて、みなさんを呼ぶPさんでした!

 さああとは26日に2回目の20キロ下見があって、全6回の下見は終わり。それでもコースをよくわかっていないヒトもいる・・・そのくらい変化に飛んだ楽しいコースなんです!?

わくわくウォークへ