やつねっとのクリスマスとれいん2003
2003・12・20

  八ヶ岳が大好きな人たちが集うバーチャル喫茶「やつねっとカフェ」で知った「やつねっとのクリスマスとれいん」に初めて参加しました。
 「小海線列車を貸切にして毎回楽しいイベントを繰り広げる」と、話には聞いていたのですが、やっぱり聞くより参加!です。
 今回は小諸まで行って貸切バスに乗り換え、軽井沢でショッピングを、万平ホテルで午餐を楽しむという豪華な予定。さらに臼田のスタードームで星を見るのも楽しみです!

 小淵沢の小海線のホームで電車を待っているとリンリンとにぎやかな鈴の音が・・・
 なんとサンタクロースの一行が鳴り物入りで登場。(うっ、何者??)
 トナカイやマジョもいるではないですか!
 クリスマスとれいんを見送りに来てくれたのだそうです! 一生懸命練習したクリスマスソングを合唱、きれいなハーモニーを聞かせてくれて、寒風の吹きすさぶホームが暖かい空気に包まれました。
 合唱団を指揮するトナカイおじさんと年齢不詳のマジョさんと一緒に記念撮影。
 みなさんに見送られて列車は小諸へと旅だちました。最初がこれですから期待がふくらみます。 

小海駅の駅長さん(?)のごあいさつ。1回目のとれいんからのお付き合いとか・・・
 列車が動き出すや否や、ポテトチップ、リッツ等、お菓子、つまみが次々配られます。
 いいぞ!・・・あとはあれを待つばかり。
 あっ、コップが配られたぞ、もうすぐだな・・
 「みなさん!シャンパンはいきわたりましたかー!!」
ひときわ元気のいいKANさん(やつねっとカフェ・ハンドルネーム)、体も大きいけど声も大きい。
 まずはここで待ちに待った乾杯です。

♪かんぱーい!!♪

 乾杯のあとはこっちでもあっちでも、
 「まあまあ一杯どうですか・・」
 「はいはい、いただきます」
 列車の中は特別に妖しい・・じゃない・・すてきなクリスマスの雰囲気いっぱいのイルミネーション。気分も盛り上がります!
 ゲームに勝ったらもらえる手作りのクリスマスクッキー。
 負けたけどもらえました。
 「うれしーっ!!」

 うぃ〜〜わたしって小顔だなぁー
やつねっとカフェのマスターくまぱぱとくらべたら・・・
 駅長さんが手製の楽器・○×△□(プサルダ・・って言っていたような・・・)を演奏してくれました。
 繊細な音色で、「清しこの夜」を・・・このときだけは静かになる車内・・・
 中込駅に着きました。8分ほど止まります。鯉のおなかをめくると「鯉の花佐久」と書いてあります。
 (僕はもともとが小顔なんです!!!) 
 楽しく過ごすうちに列車は小諸へ。そこで待っていたバスに乗り込みます。目指すは軽井沢万平ホテル!
 大雪の万平ホテル。本当は旧軽のロータリーからショッピングをしながら歩いてここまで来る予定なのですが・・。
 皆さん、吹雪の中を万平ホテルへ向かって雪中行軍を続けている中、軟弱な私たちはバスから降りることなくバスで万平ホテルへ直行してしまいました。
 ホテルのエントランスには天井まで届くような樅の木(ほんもの)で作られたクリスマスツリーがキラキラ光っていました。
 待っていると体中雪だらけになった一行が遭難者のように、ホテルに転がり込んできました!
 体も暖まり楽しみにしていた午餐です。
 「ろんちー」さんの乾杯の音頭で万平ホテルレストランで食事会が始まりました。
 写真のメインディッシュとデザートの他パンプキンスープ、高原サラダ、パンとコーヒーというメニューでした。

地鶏と鯛の香草焼き、リゾット添え ラズベリーなどの果実とアイスクリーム

 食事の後は楽しいプレゼント交換。自分の番号を呼ばれた人は、自己紹介をして、プレゼントを選びます。 今は小淵沢のペンションZOOMさんが自己紹介しているところです。
 「雀のお宿」(舌きり雀?)のお話をして、プレゼントを選ぶ際の心得を伝授してくれる司会者のKANさん。

暖かいホテルを後にして、吹雪の街へとやってきました。イルミネーションがきれいと言われて、しぶしぶバスから降りたものの、ほとんど観光客はいません。聞くところによると、こんな天気は2月に1、2度あるかどうかというくらいだそうです・・・
 ほら、この教会の灯りがきれいと言われたって、カメラをむけてもこのとおり・・・
 もっと腕のいい人が撮ると、写っているんだろうか?・・・そんなことはないだろうな、きっと。

 二ヶ所目の「イルミネーションおすすめの場所」のときは、さすがにガイドさんも「降りたい人いますかぁ!」と、こころなしかあまり気乗りのしない調子で質問。
 もちろん(?)降りたいと答える人無し。

 渋滞のバスで、うとうととしているうちに臼田のスタードームに着きました。
 星を見ることはできなかったのですが、サンタクロースに扮した館長さんの愉快な話やスライド説明に、ワッハッハと笑っているうちに、あっという間に時間がたってしまいました。
 今度ぜひこの望遠鏡で星を見てみたいものです。
 気の遠くなるような悠久の時 (スライドで見せてくれた生まれたばかりの星は、生まれたばかりと言っても150万年前!) と、宇宙の広さ (太陽は中の下くらいの大きさの星で、その周りをまわっている地球は宇宙の広さから言うと顕微鏡で見るようなもの) を考えると、その表面で殺し合いをしているなんて、と哲学的になってしまう・・・とのことばに深くうなずく・・・

 豪華なサンドイッチのお弁当を食べながら、雪にも負けず無事10時30分小淵沢に到着。お疲れ様!充実した旅でした。来年も参加したいなぁ!!
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