風の通り路 |
2002.3.15 25号 |
輝く中央・南アルプス |
入笠山クロスカントリースキー |
1月7日 私たちが新しいクロスカントリースキーの板とブーツを買ったというので、ペンションたん歩歩のリイさんとペンションうおっちんぐの吉村さんがクロカンに行こうと誘ってくれました。目指すは入笠山です。入笠山は「風の通り路」の前号でも報告した通り、雪のない春、夏、秋は林道を山頂直下まで車で行くことができ、通年運転しているスキー場のゴンドラでも手軽に行くことができます。
この日は富士見パノラマスキー場のゴンドラリフトに乗りました。ゴンドラ山頂駅からクロカンで入笠山直下にあるマナスル山荘まで林道を行き、入笠山の向かい、山荘の裏手に位置する大沢山山麓を歩き滑りました。入笠山にはクロスカントリースキーの素晴らしいフィールドがあると前から聞いていたのですが、実際に行くのは今回が初めてでした。 この日は天気がよく、絶好のクロカン日和です。午前9時半、集合場所のペンションたん歩歩へ行くと、リイさんと吉村さんはすでにすぐにも滑り出していけるスタイルで私たちを待っていました。2台の車でさあ出発! 数日前に積もった雪も道路はすべて融けて乾いています。このスキー場は駐車場まではほとんど雪の心配をしなくてすむのが便利なところです。 |
早くも全身雪まみれ 山頂駅からは始めは緩やかな登りで、風が吹き抜ける個所は雪が飛ばされていて路面が凍っていたので、林道の端の雪の残っているところを選んで歩きます。 しばらく歩くと今度は下りです。例によってスピードをコントロールできず、新雪に突っ込んで転んで停止。早くも全身雪まみれ・・・。林道は入笠湿原に沿って大きくカーブしていて、しばらく歩くと林道の右側に学校寮などの建物が見えてきました。さらに進むと入笠湿原の脇に建っている山彦荘、入笠小屋が見えてきました。 二つの山荘の前を抜けて、さらに10数分登ると入笠山直下のマナスル山荘です。(ハァハァ・・やっぱり登りはちょっときつい・・・) |
絶品!キナコ餅 |
中央アルプスにしばし見とれる! 大沢山山頂付近に立っている大きなアンテナを囲っているフェンスまで登ると、すこし広い緩やかな斜面が広がってそのずっと下のほうに、マナスル山荘が見えました。 |
中央アルプス・穂高をバック に! |
大沢山山頂です。 | 富士山が遠くにかすんで 見えました。 |
やっほー!やっほー! ここは絶好のゲレンデです。リイさんと吉村さんは。喜び勇んで滑り出し、あっという間にもう斜面の下の方に行ってしまいました。2人ともスキーは上級で快適にシュプールを描いて滑り降り、私たちに手を振っています。 「たぶんいっぱいころぶだろうなぁ・・・」と始めから腰が引けている私たちは、滑り始めてすぐ、みごとに雪の中に突入です。全身雪まみれになって、2人から腹を抱えて笑われるはめになりました。でも、新雪の中に埋まるのはそれはそれでとっても楽しいんです。転び滑り、滑っては転び・・を繰り返して大きな看板のある林道に戻ってきました。 |
さぁ!いくぞ! | ドテッ!やっぱりね・・・ | いいぞ・・・? |
爽快! 爽快! 爽快! 大満足!マナスル山荘向かいの入笠山下の斜面も滑り下ります。ここは夏はお花畑になっているところで広い斜面は、絶好のゲレンデ。私たちだけのシュプールを描いて颯爽と滑り降ります。「ヤッホーッ!」皆、顔がほころんでくしゃくしゃです。 ああ! 楽しかったねっ!皆さん機会があったら是非一緒に行きましょう!! |
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やっほー!♪ | やっほ〜!♪ |
入笠山クロカンフィールドMAP |