八ケ岳・小淵沢ペンション風路
植物観察会・日向山
2005・5・29 

日向山山頂で甲斐駒ケ岳をバックに。

 渡嘉敷裕さんを講師にお迎えして、今年も前期の植物観察会を行いました。今回は日向山に行きます。日向山は日本固有の植物が多いのだそうです。常連の方、初めての方、植物に詳しい方、全く初心者(私たち!)。みんなでわいわいとやってきました。
 こういう勉強は本当に楽しいです!

まずは風路玄関前で。 車で40分。日向山登山口です。

 山道は1列で登ります。先生のお話はそばの人しか聞こえません。それで伝言ゲームのように後ろの人に伝達してもらいます。途中からなんだか怪しくなってくることも。
 「・・・らしい」 「この木を指していたと思いますが・・・」
 この報告もそのレベルです・・・。

登山口そばのオトコヨーゾメ。可憐です。 ササバギンラン。
 熱心に先生の話を聞きます。メモを取らないと(取っても?)すぐ忘れてしまいます。  ツガとコメツガの違いを教えてもらっています。
 ヤマツツジはおしべが5本。オオヤマツツジは7本〜。 カントウミヤマカタバミ
ムラサキシキブ ミヤマガマズミ
タガソデソウ(誰袖草) アブラチャン
チョウジザクラ オオモミジ
ユキザサ     スノキ。葉をかじるとたしかに酸っぱい。

 何か植物の名前が珍しく当たって
先生にほめられ、そっくりかえっています・・・
 「ワッハッハ・・・これくらいは常識ですよ・・・」
 誰も聞いていません・・・

 日向山にはカエデも多くの種類があるそうです。
 左はイタヤカエデ。
 右はかたちがよく似ているウリハダカエデとホソエカエデ。

マイヅルソウ ベニバナツクバネウツギ
イワキンバイ ウスバサイシン。珍しい花のようです。
 ミヤコザサ。裏が白い毛でおおわれています。さわると確かに。  クマザサに似ていますが、日向山の上はミヤコザサが多いそうです。

 自生のカラマツ。植林された木のようにスーッと伸びていません。

 日向山は八ケ岳の素晴らしい展望台ですが、きょうはかすんでいました。
 くっきり見えていたら八ケ岳八十八景に応募しようと思っていたのですが、それは次の機会にしましょう。
 白ザレの山頂に飛び出す瞬間は、なんど来てもわくわくします!

 山の上で食べると何でもおいしい♪
 きょうのおにぎり弁当も
  v(^^)v

 秋にまた観察会を行います。
 植物に関心のあるかたはご一緒にいかがですか! 

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