八ケ岳・小淵沢ペンション風路
植物観察会2006・春
2006・4・28 晴

 渡嘉敷裕先生を講師としてお招きする、年に2回の植物観察会。
最近は私たちも一緒に勉強させてもらっています。これから出発。
まずはりニューアルした風路の玄関前で。


庭をぐるっと一周。今はボケの解説です。クサボケとの違いについてなど。 真ん中の枝はアオハダ。長枝と短枝の説明がありました。
おおーっ!きょうは速い!もう通りの向こうの遊歩道に向かいます。
前は1時間ほどかかったこともありました。


 
 さて、今回のテーマはスミレ。名前を書こうとして、メモと付きあわせて見たのですが、どの写真がどのスミレだったか、はっきりとわかりません。メモには「アケボノスミレ(葉が丸まっている)」「アカネスミレ」「ニオイタチツボスミレ」「タチツボスミレ」「ヒナスミレ(葉の裏が紫)」「エゾノアオイスミレ」・・・などが書かれていますが???
 閉鎖花と開放花という説明もありました。
アケボノスミレ? タチツボスミレ?
ヒゴスミレ エイザンスミレ
エゾノアオイスミレ?


ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)。ウグイスカグラとの違いの1つは葉の毛。さわるとよくわかる。 ヒトリシズカ(一人静)。花穂が1本なのでこの名前がついたそうですが、群生していることが多いような・・・? クロモジ(黒文字)の花、ガラスのように透明感のある花びらが美しい。おしべはバンザイの形。
ダンコウバイ(壇香梅)。アブラチャンと比べ花の付き方が違うらしい。 クサボケ。葉の鋸歯がボケに比べ粗い。 ウコギ(五加)。鋭いトゲがあります。
アイズシモツケ。シモツケと花序が違うそうです?色は白。 チシマザクラ(千島桜)。葉の鋸歯に特徴があります。 マイヅルソウ(舞鶴草)の群落。花はこれから。
ワチガイソウ(輪違草)(ヒゲネワチガイソウか?) マメザクラ(豆桜)。フジザクラ(富士桜)とも言うそうです。 ミツバツチグリ(三葉土栗)。たくさん見かけました。

タンポポの花が大好きとおっしゃるIさん。たんぽぽ咲く原っぱで、八ケ岳をバックに。 お昼は、風路の直ぐ近くの原っぱをお借りして。サクラの大木の下でお花見気分。八ケ岳と甲斐駒ケ岳も見えます。


 この時期に行ったことは初めてだったので、冬芽から葉が出るところやサクラやスミレをたくさん見ることができました。今まで何だろうと思っていた黄色い花がクロモジとわかったのもうれしかった。
 スミレもこんなにいろいろな名前があって覚えるのがたいへん!
 散歩の楽しみがまた増えました。次回の観察会は秋の予定です。

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