八ケ岳・小淵沢ペンション風路
植物観察会 2008・春  遊歩道&風路周辺
2008・5・14 小雨のち曇りのち晴れ

風路の前の満開のズミ(コナシ)をバックに。

 たくさん教えていただきましたが、メモを取りきれず、もちろん頭に入りきらず、写真を見てこれはいったい何だっただろう・・・というもの多し。 

 ウワミズザクラの葉。葉脈に特徴があるようです。  この白いブラシのような花がウワミズザクラ。
 ヤマウルシ。小葉が多い。最後の葉が切れ込みがある。  クロモジの花が雨に濡れています。もう終わりですね。
 ミヤマウグイスカグラ。花や葉に毛があります。開き方も大きい。 ハバヤマボクチ?

ワダソウ 左にオナジ。真ん中から伸びているのはこれから咲く花でしょうか?
フサザクラ? マムシグサの雄花だそうです?力をつけると雌花に変わるのだそうです。
ミヤマガマズミ ギンラン
ワニグチソウ  同じく。苞の中をのぞいてみたら蕾でした。
オククルマムグラ アケボノスミレ

足元の花ばかり見ていましたが、ふと目を上げてみると
まわりはため息がでるほど美しい緑です。
この沢は普段は枯れています。雨のあとなので水が流れています。

アイズシモツケ レンゲツツジの葉
アケビの雌花(大きい方)と雄花 オニグルミの雌花と雄花
ハルザキヤマガラシの花 ハルザキヤマガラシの葉と茎
ハルザキヤマカラシの全体 スズラン。ドイツスズランは葉の裏の緑が濃く艶があるそうです。これは?
ヒョウタンボク。スイカズラの花に似ています。 コタネツケバナ最近急に広がった帰化植物。種がパチンと飛ぶ。
グンバイナズナ  オトコヨウゾメ。こんなに近くにあるとは知りませんでした。

満開のズミの下を行く参加者。

先生が示しているのは、 エゾノアオイスミレの種。

 先生の説明で植物の名前の意味の深さを知ります。イタヤカエデのイタは板と考えられていましたが、イチのことでチチ、ヤはヤニ、つまり滋養のある樹脂が出るという意味だそうです。メープルシロップも同様とのこと。
 エンコウカエデのエンもコウも猿という意味。サクラのサは神、クラは場所。などなど・・・植物の名前に込めた先人の思いをちょっと考えてみたりします。

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