「スウィングキッズ」

東座で。

朝鮮戦争のとき、米軍の捕虜収容所でダンスチームが作られる、主人公役はEXOという人気アイドルグループ(?)のD.O.(ディオ)・・・と聞いたときには、明るく楽しいダンス映画かと思っていたら、なんと骨太の映画でした。
ダンスチームのメンバーはみんなそれぞれ個性的。D.O.の役は北朝鮮人民軍の捕虜。アメリカのダンスを踊るなどとは仲間にはとても言えない・・・しかし・・・。
途中、爆発するようにダンスを踊るシーンが印象的。最後のパーティのダンスシーンも圧巻!
収容所内で差別や分断、暴力などがあっても、音楽やダンスはそういうものもイデオロギーも超える・・・と思わされそうになったら・・・この時代の朝鮮半島の過酷な運命に息をのむ!
そして・・・ほとんど何も知らない自分に気づかされる。

すごい映画を観た、という感じ。 DOの演技もダンスも、ただものじゃない!

東座も4月25日(土)から休館だそうです。
換気や消毒やマスクや・・・いろいろ配慮してくれていましたが・・・・

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