精進ヶ滝ウォーク・ポレポレクラブ
南アルプス山中の名瀑、精進ヶ滝。
時おり小雨交じりの天気でしたが、滝のしぶきを浴び、ほぼ垂直にかかった階段に驚き、揺れる橋に悲鳴?を上げながら、瑞々しい緑に抱かれるような沢沿いの山道を、ポレポレ(ゆっくり)と歩いてきました。
一の滝(魚止めの滝)、二の滝(初見の滝)、三の滝(見返りの滝)・・・と、見渡す限り緑・緑の木々の間を、勢い良く流れ落ちる滝を見て初めて一句?詠んでみました・・・。
万緑を かきわけかきわけ 滝走る (風) (季語は入っているのかな?)
目的の精進ヶ滝ははじめ、下の九段の滝しか見えなかったのですが、だんだんうっすらと姿を現し空に浮かぶ滝、といった幻想的な光景でした。写真でははっきりとはわからないですね。時間がそれほどかからない割には変化に富んだ、気持ちの良い道でした。
でも急な階段や岩や吊橋などもあり、靴などの装備はしっかりしたものが必要です。
この精進ヶ滝はずうっと前に来たことがありますが、その時は道がまだ整備されていなくて、靴をぬらしながら岩にへばりつくようにして歩いたような記憶があります。大きな岩は印象に残っていますが他はほとんど忘れていました。
これは途中にあったトチノキの花。
上を向いて咲く。ニセアカシアは下に房が下がる。花は図鑑で見ると全然違いますが、この時期遠くから見るとどっちも房のようで、上を向くのと下を向くのがなんだか面白い。
最近覚えたので、きょうは(自慢げに?)教えた・・・。ちょっとうれしい。
小淵沢ペンション振興会・ポレポレクラブのウォークも回を重ね、多くの方が参加してくださるようになってきました。そのぶん、今一度気持ちを引き締め、みなさんに楽しんでいただけるようなイベントにしていかなければと思っています。