きょうチェロという楽器に出会った
この日記で紹介したヴラダン・コチさんのチェロコンサート。
初めてチェロとはこんなに素晴らしい音色を奏でる楽器なのだと知りました。
時に切なく、時に激しく、優しく、力強く・・・
コチさんの弟子の中村さんに対する眼差しも温かい、
そして演奏していることを心から楽しんでいることが伝わってきます。
良心の囚人として、銃を取ることを拒否して収監された経験を持つ、とのこと。
どんな体制でも音楽家には銃ではなく楽器を!と思わずにはいられません。
(無言館に行ったとき、絵描きには絵筆を!と思ったことをふと思い出しました)
演奏の合間のお話によると、奥様と息子さんがチェロ、お嬢さんがバイオリンを演奏して、ファミリーコンサートもなさっているそうです。いつか日本でも家族で演奏したいと話されていました。(映画サウンドオブミュージックのトラップ一家のよう・・・?)
会場にはたくさんの方がいらしていてなんだかほっとしました。コチさんは自分の演奏活動の半分はアムネスティやきょうのファミリーハウスなどを支援するチャリティコンサートに当てているそうです。ファミリーハウスについて書かれた絵本「やさしさの木の下で」とCDを1枚買いました。(このCDにはチャールダーシュも入っている♪)
一緒に行ったペンション仲間のたん歩゜歩゜さん、ケイトさん、あるびおんさんと、
「来て良かったね~!!」
「しばらく、この余韻に浸っていたいね・・・」
と、話しながら帰りました。
歩いて20分のところでこんなコンサートが聴けるなんて、なんて贅沢!