清里開拓の道・安池興男さんの功績
きょうは日本の歩きたくなる道500選に選ばれた清里開拓の道を歩いてきました。
今日の清里の礎を作ったと言われるお2人、ポールラッシュ博士と安池興男(おきお)さんにゆかりの深い場所をめぐるコースです。
ポールラッシュ博士については知っている方も多いですが、安池興男さんについてはほとんど知られていないのではないかと思います。
まずは清里清泉寮の前に建つポールラッシュ博士の胸像の前で、博士について説明する八ヶ岳歩こう会事務局長。この奥にポールラッシュ記念館があります。
記念館をたずねてから広々とした牧場を抜け、巡礼の道を通ると聖アンデレ教会。さらに歩くと小海線の線路。その脇にこの碑があります。
ここまでが前半「ポ-ルラッシュ博士」。
そこから線路を渡ると今度は「安池興男」さんにかかわる道となります。東京の水がめ小河内ダムを作るために故郷を追われ、清里の地に移り住んだ人々の筆舌に尽くしがたい苦難の時代に寄り添って尽力された安池さん。彼の功績をたたえ、この地の公民館は興男さんの字をとって興民館となっています。
そこから、清里萌木の村方向に歩いていくと、開拓者たちが自分たちの力で建てた分教場跡があります。
安池興男さんについて詳しくはこちらのページをどうぞ。
(ちょっと文字が小さくて読み辛いかもしれません)
コースの途中でこのような標識を発見。ちょっとうれしかった。きっと地元の方たちが500選に選ばれたことと、安池さんを知って欲しいということで建てられたのではないか、と思います。
自然も素晴らしいですが、このような開拓の歴史も知って歩けばさらに味わい深いウォーキングになるのではないでしょうか。