ふるさと里山・琵琶湖畔にいのち輝く

きのうの午前11時からのアーカイブ「ふるさと里山」という番組を見ました。
最初は仕事をしながらチラチラと見ていたのですが、途中からしっかり引き込まれました。
10年前に撮影した場所を、今また歩いてみるという構成になっています。
里山は風景が美しいだけでなく田んぼには多くの生き物をはぐくむ豊かな力がある、と映像が語っていました。

琵琶湖のなまずが棚田をのぼっていきます。田んぼで産卵するためです。卵から孵ると、田の水の中にはミジンコなど餌となるプランクトンが豊富にあるためだそうです。
(今は農薬でプランクトンがいなくなっている田が多いらしいです)

また、柿の木の枝に卵を産み付けるシオカラトンボ。その卵が枝から落ちる頃に田んぼに水が引かれるのだそうです。人の営みをトンボはいつ学んだのか???すごく不思議です。

その田んぼがどんどん後継者不足で無くなってきているのは、ここ八ヶ岳南麓でも同じ?
滋賀県琵琶湖の近くでは里山を残すための活動が行われていて、賛同する人も増えているとのこと。やっぱり何か始めないとどんどん取り返しのつかないことになってしまうような気がします。農水省には期待できそうもないし・・・?

11月には衆議院選が行われそうですが、ここ北杜市でも市長選と市議選が行われます。
立派な道路や箱物よりも、福祉や医療や・・・豊かな田園風景を守り活かすために活動して下さる方(食の安全にも通じる?)に一票!

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