アフガンに緑の大地を
昨年の8月末にアフガニスタンで亡くなったペシャワール会の伊藤和也さんの写真展がきょうから始まりました。
会場は佐久市野沢会館。もう少し近かったら知り合いにも声をかけたかったのですが、きょうは2人だけで行ってきました。
午後から車で141号を走り、1時間ちょっとで着きました。
1階のロビーの1部を使って展示してあります。見に来ている方は決して多くはないですが、数組の方がじっと写真に見入っている、といった様子でした。
取材でしょうか、大きなカメラを三脚に据え付けている男性もいました。
お子様連れの方も2~3組。
写真はまずお母様に抱かれた赤ちゃんの時のもの。それから小学生のときの写真。これは切なかったです。
ペシャワール会に入ってから、アフガニスタンでの活動。用水路を現地の人々と共に汗を流しながら作っているところ。農場で働いているところ。お茶や稲やサツマイモの栽培を根付かせようと、試行錯誤している様子。そして伊藤さん自身が撮った子どもたちの写真。
子どもたちにも慕われ、村に溶け込んでいた様子が窺われます。
伊藤さんたちの活動で砂漠のような荒地が緑に変わっていくのが2枚の写真で説明されていました。
すごい仕事をしていたんだな~と、1枚1枚の写真を見ながら思います。
一人の青年が31年という短い生涯の中で、遺してくれたたものの大きさに圧倒されます。
アフガンに緑の大地を 伊藤和也さん追悼写真展
■場所 佐久市 野沢会館
■日にち 9月27日(日)~10月1日(木)
■時間 9:00~20:00(最終日は13:00まで) 入場無料です。