THIS IS IT

甲府まで出かけたので、「マイケルジャクソン THIS IS IT」を見てきました。
マイケル・ジャクソンはわたしにとっては「We are the world」で、他に知っているのはスリラー位。
この数年は児童虐待とか整形がうまくいっていないとか鬱状態とか、あまりいい話題を聞いていなかったので、体調も良くないのでは・・・と漠然と思っていました。
亡くなったというニュースが流れたときも、だから衝撃ではあったけれど、その流れで受け止めていました。
しかし、きょうこの映画を見て、愕然としました。

こんなにすごいコンサートを準備していたんだ!!!

亡くなる直前までコンサートツアーのリハーサルを延べ100時間もやっていたそうで、その様子を映画にしたものでした。
最初の画面はこのコンサートのバックダンサーのオーディションに世界各地から駆け付けた若者たちのコメントでした。マイケルと一緒の舞台に立てたら、そこから自分も何か変わるかもしれない、というはちきれそうな期待と高揚感。選ばれた人の興奮と感激。
そしてリハーサルの様子が次々と・・・どの曲も、確かにどこかで聴いたような気がします。歌もダンスもビートが効いていて、心地よい。

そして最高だと思ったのは、「We are the world」から変わらないメッセージを彼が発しているということでした。地球を守ろう、今なら間に合う、今が最後のチャンスなんだ、みんな誰かがやってくれると思っている、でもそうじゃない、僕たちから始めよう!・・・
「This is it」とは「ちょうど今がその時」とか「これこそがそれだ」というような意味でしょうか?

そのことを、このコンサートを作り上げようとしている出演者・スタッフみんなが共通の思いとして世界中に届けようとしている、・・・このコンサートが全世界で実現できていたらどんなに素晴らしかっただろう、と思わずにはいられませんでした。

まさしくスーパースターだったんだな~と思います。

We are the worldの動画(YOU TUBE)を貼り付けたかったのですが、やり方がわかりません・・・

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