八ケ岳自然クラブの山野草勉強会

八ケ岳自然クラブという八ケ岳の動植物を観察する会があり、私たちもその会員です。といっても会員とは名ばかりで1年以上も例会に出席せず、知らないうちに除籍?になっていました。あわてて再入会。きょうは山野草について勉強するとのことで張り切って参加しました。詳しい先生格?の方が、4、5人いらっしゃって、そのまわりを囲んで輪ができます。

風路でも渡嘉敷裕先生を講師にお招きして年に2回植物観察会を行いますが、まずウォーキングとは全く違いますね。何が?って歩くスピードです・・・

「風路の植物観察会伝説 その1」
そのときは信玄棒道が観察場所。私たちは参加せずみなさんをお見送りしようと玄関に出たのですが、庭で観察会が始まり、20分ほどたっても出発する気配なし。それで失礼して片付けをし、朝食を食べながら冗談半分に「まだみなさんうちの前にいたりして、ハハハ・・・」と笑っていたのです。そして、食べ終わり掃除などしていたら、玄関のほうに行った相棒がドドドと戻ってくるではないですか!
「ま、まだみなさんそこに!!!」
風路の前庭から通りを渡って小深沢遊歩道前にいらっしゃいました。出発から1時間以上!(普通に歩けば1分)
・・・つい思い出して脱線しちゃいました。・・・

きょうの話。
この会は、同じ場所で観察を続けようということで、とても勉強になると思います。
だいたい花にしか目が行かないので、葉っぱの状態などほとんど知りません。
でも葉っぱがすごく大事らしい。たしかに葉の形って様々です。形だけでなく、葉の付き方、大きさ、ギザギザ(鋸歯というのですね)があるか、毛があるか・・・
ルーペが必需品!触ってみるのも大事だそうです。(渡嘉敷先生はよくかじっていました!そういえばスノキというのは酸っぱかった)
「この葉は何だっただろう」宿題として写真に撮りました。次回以降もっと大きくなっていたり、花が咲いていたりして「あー、これだったのか!」とわかったらうれしいですね。

きょうは様々なスミレがありました。色も薄紫、濃い紫、線の入った紫、白、ピンク・・・タチツボ・エイザン・フモト・マルバ・・・???

サクラソウのツボミもたくさん。残念だったのは盗掘跡があったことです。
でも毎年咲くのを楽しみにしていた山野草が、開発であっというまに根こそぎ無くなってしまうという状況も、今は日常茶飯事です。 ~(>_<。)~

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