「世界でいちばん貧しい大統領」
きょうは「八ヶ岳歩こう会」の中山道ウォークの日でした。
しかし、電車がこの雨で不通になる可能性もあるとのことで、延期となりました。
それで、午前中は通信送付等の家仕事、午後から見たかった映画に行ってきました。
「世界でいちばん貧しい大統領」
国民の幸せを願い、給料の9割を貧しい人々に寄付し、自ら耕耘機を操作して農業に勤しんだ大統領、ホセ・ムヒカの生活と人となりを、鬼才エミール・クストリッツァが年月をかけて撮りあげたドキュメンタリー。(東座のホームページより)
見終わって、思わず・・・ウルグアイのひと、うらやまし~!!!と声が出た・・・
こんな人が自分の国のリーダーだったらどんなに誇らしいだろう。
印象に残ったことばたくさんありました。
「大多数の国民に選ばれたなら、上流階級のようにではなく、国民と同じように暮らすべきだ」
それを実践しているのがすごい。
映画では、残っている財産で若者が農業を学ぶ学校を作っていて、実際に教えている場面も。
同志である奥さんとの関係もすてき。
穏やかな風貌ですが、若いときには軍事政権に抵抗して長く投獄もされていたそうです。
以前絵本を買った日に書いた、ムヒカ大統領の日本のこどもたちへのメッセージ。
日本にいる子供たちよ。 君たちは今 人生で最も幸せな時間にいる。
経済的に価値のある人材となるための 勉強ばかりして 早く大人になろうと急がないで。
遊んで、遊んで、子供でいる幸せを 味わっておくれ。
来週の金曜日まで。塩尻東座で。