小川正子記念館・納会ウォーク
きょうは八ケ岳歩こう会の納めのウォーク。JR石和駅から春日居町駅まで歩きました。
石和駅からは川の両側にしばらく桜並木が続きます。温泉旅館もあちこちに。
「山からくると(!)、こういう町の華やぎにわくわくするね!」
「桜の季節はいいでしょうね・・・きっと」
「夜桜見物ナイトウォークはどうかしら♪」
お祭り気分で相変わらず賑やかな一行です。
桃の木もたくさんありました。果林の実がなっている木もあちこちに。
果林はお金をかりん(借りん)という意味でどこの家にも植えた、という話を初めて聞きました。(ほんと?)
さて、立派な春日居郷土資料館・小川正子記念館に到着。
ハンセン病患者救済に生涯をかけたという春日居町出身の女医さんです。
その業績を永く後世に伝えるため、資料館の一角に特別展示室として併設されたそうです。この記念館の見学を、きょうのリーダーがコースに入れてくれました。
←入り口
→恵の鐘
こういう機会を作ってもらわなかったら、わざわざ来ることはきっと無かったと思います。
カセットから流れるハーモニカの「ふるさと」・・・舌で点字の楽譜を読み取ったとのこと。
一生隔離され家族とも会えず故郷へも帰れない、その絶望の深さは想像もできません・・・
少しうるっとしつつも、お昼となれば、このように♪
いろいろおかずは周り、自家製干し柿も引っ張りだこ!
この後、小川正子さんが眠る仏念寺でお参りをしました。
正子さんは歌も多く残しているそうで碑がいくつか建っていました。
道端の歌碑をリーダーが教えてくれました。
トラックのふちにつかまり
すすり上げすすり上げ泣く四十の男
「奥さんか子どもが連れて行かれるのか、それとも自分がトラックに乗っているのか・・・」
一緒に歩いたMさんの知り合いの方が多摩全生園でコンサートをやったとのこと、そのビデオをみんなで見ようということになりました。
最後は春日居町駅近くの足湯にゆっくり浸かっておしゃべり。
納会ウォークらしく、最後の最後は甲府駅で一旦下車し、ビールとコーヒーとケーキで乾杯。納めのウォークにふさわしい、内容充実のウォークでした!
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風路さん♪ すばらしい納会ウォークでしたね。
多摩全生園で、元入所者の方にお話を伺ったこと、あります。言葉を失いました。こうしたことは日本の各地であったのですね。一度、小川正子記念館にも行ってみたいです。
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多摩おばさん、本当にすばらしいウォークでした。
小川正子記念館、ぜひ行ってみてください。
他の展示も良かったです。
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