風路の窓から見える南アルプスの山々や、八ヶ岳周辺の様子、ペンションの日常生活の
ひとこまを綴っていきたいと思っています。
 3月31日(水)
 風路の春2番と3番。クロッカスとたんぽぽです。シデコブシも咲きました。2月28日にふきのとうが顔を出してからだいぶ日にちがたちました。

3月30日(火)
 何年ぶりかで、甲斐大泉にある「八ヶ岳倶楽部」に行きました。以前はレストランの隣にあったギャラリーのところはレストランが拡張され、左隣に建った新しいギャラリーは、楽しい素敵な空間になっていました。
 レストランではフルーツティーを注文。7種類のフルーツの味が、おかわりするごとに甘く深くなっていくのを楽しみました。
 庭に出ると、柳生博さんがいらっしゃるではありませんか!「一緒に写真に入って頂けますか?」とお願いすると、「もちろん」と、きさくに応じてくださいました。帰りの車のなかで 「良かったねー!」と感激さめやらぬ一行でした。

3月28日(日)
 神田の大糸桜がどんな状況か、散歩がてら見に行きました。まだ堅い蕾でした。が、今日もぽかぽかと暖かくいい天気。 こんな陽気が続けば、かなり早く咲くかもしれません・・?

3月27日(土)
 素晴らしい天気です!家にいるのはもったいない!と23日の早春の小淵沢ウォークで歩いた道の一部、山の展望を楽しめるところを歩くことにしました。
 思ったとおり、南アルプス、八ヶ岳、富士山、三峰の丘というところからは穂高も見えました。
                   (詳しくはこちらへ)
 残念なことが一つ・・
 家の前のウワミズザクラがばっさりと切られてしまいました。電線にかかるからだそうです。サクラとは思えない房のような花が咲く木です。
 電線はできることなら地下に埋めるようにしてほしいです・・
 少しずつそうなっている地域もあるようですね。
 
 写真をとっていると、電線がなければなぁ・・と思うことがよくあります。

3月24日(水)
 小淵沢ペンション振興会の仲間たちと一緒に、身延に行ってきました。身延に行くのは初めてなので、楽しみでした。
 久遠寺の枝垂桜はこのところ寒かったせいか1、2分咲きというところでしょうか・・でも蕾も鮮やかなピンク色できれいです。満開のときはさぞかし素晴らしいことでしょう!
 行きは車で境内の一番上のほうまで行き(満開の頃はずっと下で交通規制があり、歩いて登らなくてはならないそうです。) 帰りは270段の階段を下りました。 (ブーツを履いていったので、膝がカクカクになりました。運動靴がおすすめです!)
 その後、ゆばのお刺身や豆乳鍋などのゆば料理をいただき、みのぶまんじゅうや、ゆばをおみやげに買い込み、帰路につきました。

3月23日(火)
 早春の小淵沢ウォークの日ですが、お客様は「次回は防水のきいた、しっかりした靴を履いてきます!」と前向きな発言はあったものの、今回は雪見酒と決めたようで、朝からほろ酔いセット!をご注文です。
 そういう訳で、風路は代表1名がウォークに参加です。
 小淵沢駅前の観光案内所で出発前の記念撮影。まだ皆元気いっぱいです。
 中央線の北側にある平出湧水の池です。
 南アルプスの峰々は雲の中です。
 平出湧水は初めて行きました。
 こんなところに道があったのか! 
 森の中の道はずっと北へ中央道の上を渡って続いていました。「えっ、この道はどこへ?」と思いながら歩いていると、なんとリゾナーレホテルのエントランスへ出ました。だからウォーキングは楽しい!

3月22日(月)
 雪が降り始めました。どんどん積もっています。あしたのウォーク(早春の小淵沢)を歩きにお客様がいらっしゃるのですが・・・
 到着するなり、「この様子では、あしたは雪見酒ですね」とのこと・・・
 自称「八ヶ岳あるこう会」会員なのです!

3月21日(日)
 一気に春が来るかと思ったらきのうは雪がちらつく寒い日でした。
 一夜明けてきょうの朝は快晴です。
 このあと表紙の写真のように、雲が湧いてきました。
 どちらも美しい。

3月18日(木)
 
諏訪で業務用品を扱う展示会があるというので、ペンション仲間に誘われて出かけました。買い物をし、おいしい北欧料理をいただき、帰ってくる途中で素晴らしい景色に出会いました。草や木の枝についた雨滴が凍っているのです。遠くの林の木々はまるで白い花が咲いたようです。霧氷だと思っていたら「雨氷」というのだそうです。木にはあまりよくない現象だとか・・でも美しかった!

3月17日(水)
 八ヶ岳歩こう会が主催する、ブルーベリーとオオムラサキの里ウォークの下見に行ってきました。5キロ、10キロ、20キロの3コースが設定されるのですが、きょうはその20キロコースを歩きました。
 久しぶりの20キロ、歩き通せるかちょっと心配でしたが、途中では八ヶ岳、南アルプス、富士山、茅が岳が望め、林の中のフカフカの道があったり、ブルーベリーの畑を見ながら、本番の頃はきっとたわわに実っているんだろうと想像したり、おしゃべりをしたり、コーヒータイムがあったり! 楽しかったので最後尾でしたがなんとか歩けました。本番は7月11日(日)です。 (7月4日にもポレポレクラブのイベントがあります。)

3月16日(火)
 風路では1年に4回、山歩きの通信「風の通り路」を発行しています。以前は不定期で、ずいぶん遅れてしまうことも多かったのですが、小淵沢ペンション振興会の新聞「風のたより」と一緒に発送するようになってから、それに後押しされるように、きちんきちんと出せるようになってきました・・・
 今回は年に一回発行している、振興会のウォーキングの新聞「ポレポレつうしん」も一緒に送ります。
 風路の私信とウォーキング・朗読会のお誘いの便りも同封して・・・季節に合った切手を探して貼ったりするのも楽しみです。
 これからホームページにもアップする予定ですが、季節遅れ(こんな言葉あったか?季節外れかな?)でちょっと恥ずかしい・・・
 (鼻戸屋スノーシューの記事です・・・)
                     風の通り路33号

3月14日(日)
 今シーズンのスノーシュー修めです。(多分?)スノーシュー初めてと2回目のお客様と一緒に大沢山にきました。雪はずいぶん融けて、少なくなっていましたが、十分楽しむことができました。
 何度もお世話になったマナスル山荘。きなこ餅も、今シーズン食べ修めかな?

3月10日(水)
 敷島梅の里ウォークに参加しました。つい3日前の日曜日は、スノーシューに行って、寒くて震えていたのに、きょうはポカポカと暖かく、歩いていると暑いくらいの陽気でした。梅の里はもうすっかり春でした。         詳しい報告はこちらへ

3月7日(日)
 週末に雪が降ったので、スノーシューができるかな・・・?と期待して近くの富士見高原スキー場の上にある、鼻戸屋に行きました。雪は平均15センチ位、場所によってはもっと積もっていて、誰も歩いていない新雪を楽しむことができました。空は青空が見えたかと思うと一転くもり、また青空が・・・というような誰かの心のよう(?)でした。
 リフトに乗っている間は頬が凍るかと思うくらい寒かった!・・・

                 3月5日(金)
 きょうの訪問者はツグミです。庭をチョンチョンと歩いています。なかなかじっとしていてくれないので、写真がうまく撮れません・・。
 やっと撮れた1枚!
 
       ジョウビタキ→
   (ピントがあってないなー・・)
 

3月4日(木)
 
小淵沢ペンション振興会で年に4回発行している新聞「風のたより」の作業の日です。
 今号は、小淵沢始発の小海線を特集しました。今、地図を描いているところです。
 現在は大体6件のペンションが編集委員として、取材や原稿書き、版作り、印刷、配布などを中心になってやっています。
 パソコンやインターネットもすごいですが、こういう手作業の味もなかなか捨てがたいです。あしたにはほぼ印刷できる状態に完成しそうです。
 風路のつうしん 「風の通り路」 も一緒に印刷して  (これからがんばって作る予定。できるかな?)200通ほど送ります。

3月1日(月)
 3月になりました。窓の外には雪がちらついています。
 厚い雪雲の中から甲斐駒ヶ岳が幻想的なその姿をあらわし始めたところです・・・
 こんな景色を目の当たりにできる。なんと贅沢!
 最近の週刊誌に「金持ちではないが自然持ち」というような文が載っていました。
 まさしく自然持ち!

2月28日(土)
 見ーつけた!
もっともっと冬を楽しみたいような気もしますが、春の気配を見つけるとそれはそれでうれしい・・・
 風路の庭の「春一番乗り」はふきのとうです。
 春一番の味はてんぷらかな?ふきのとう味噌かな?

2月27日(金)
 久しぶりに諏訪まできました。いつもお世話になっているペンションZOOMさんが、食事に誘ってくれたのです!おいしいものには目がない私たちは、ルンルン気分です。諏訪湖から見る八ヶ岳も雄大で美しい!

コハクチョウとカモ


2月22日(日)
 八ヶ岳歩こう会のスノーシューウォークで大阿原湿原に行きます。
 本来は信玄棒道の予定だったのですが、今年は雪が少なく、急遽変更になりました。
 担当の方が、あちこち下見をして、ここに決めたとのこと。私たちも入笠湿原や大沢山は何度か行っていますが、大阿原湿原は初めてなので、楽しみです!
 ところが・・・! 緊急事態発生! なんとゴンドラに乗って山頂駅で降り、さあ出発という時に大事なものがないのです。そのために歩くといってもいいくらいの大事なものです。
 それはもちろん・・・お弁当!です・・・・
 泣く泣くみんなと別れ大事なものを探しに戻りました。
 「あった!」 →→→
 そのあとみんなの後を追いますが、大阿原湿原では一人記念写真となりました。
 寂しー!!
詳しい報告はこちらへ

2月18日(水)
 長野県北相木村の三滝山の大氷柱を見に行こうと、ペンションあるびおんの市川夫妻、ペンションたんぽぽの粟田さんが誘ってくれました。
 大禅滝という名前のこの滝は、不思議な自然の造詣物です。
 「どうしてこんな形になるんだろう?」
 巨大な霜柱のようでもあり、松かさのようなところもあり、青白く輝く美しさにしばらく見とれてしまいました。まわりには、たくさんのカメラマンが陣取っていました。

 その後、きのうの取材で寄れなかった、八千穂の黒沢酒造、奥村土牛記念館に行ってきました。

2月17日(火)
   
 今日は「風のたより」の春号の取材のために、小海線に乗って小諸まで行きます。
 懐古園や、お蕎麦屋さん、骨董屋さん等に行く予定です。電車に乗るのも久しぶりです。

2月15日(日)
 きょうは「八ヶ岳歩こう会」の人気イベント「七賢蔵開きウォーク」です。日本酒党が毎年楽しみにしている七賢の蔵開きがこの一週間行われているのです。 
 わたしたちは、八ヶ岳歩こう(?)会、会員2名と一緒に今回初めての参加です。
 長坂駅集合→七賢→日野春駅の前半7キロ、後半8キロのコースですが、あるこーる会数名は七賢でたっぷり試飲をして、そこでタクシーを呼び、リタイアというのがあらかじめ予定のコースです。
 前夜久しぶりの雪で朝はうっすらと白くなっていました。でも歩き始めると、まるで春の陽気で、上着をぬぎたくなるようでした。遠くには富士山も。
 さすが、歩こう会のスピードは、速い!タッタッタッタと歩かないとすぐに差が開いてしまいます。
 七賢の新酒が待っているからか・・・


 目的地の七賢、試飲コーナーです。
 特別料金おちょこ800円の古酒を
 飲んでみます!


  詳しい報告はこちらへ

2月11日(水)
 「スノーシューをやってみたい!」というお客様と一緒に、大沢山にやってきました。
 きょうもいい天気です。
 撮った写真は、どれもすごく楽しそう!!
 定番、マナスル山荘の「山菜そば」と「きなこもち」。
 「よくのびるなぁー」
 食べているときの表情もいいですねー!!
  
 「もうこれで帰ってもいいくらいね!」
 ほんと!そんな気分です。
 でもこれからがまたいいんですよ!
 何度か来ていますが、あまり印象に残っていなかった「万景一観」の碑。きょういらした方たちの、お仲間の義父様が書かれたそうです。
 そう言われてしみじみ見ると、本当にこの場所にふさわしいことばです。

2月10日(火)
 庭の餌台に、訪問者がやってきました。
カワラヒワです。シジュウカラ、ツグミもやってきますが、このカワラヒワはとても食いしん坊で餌台から動こうとせずに、餌のひまわりの種をバリバリ食べます。
 シメです。すこし大きめの体にこわもての表情で、シメがやってくると他の小鳥はどこかへ逃げていってしまいます。

2月7日(土)・8日(日)
 ゆきえさん到着です!ちょっとおしゃべりをし、夕食の準備にかかります。食堂でみんなの笑い声がしたりすると、厨房の私たちは浮き足立ってしまい、食事準備の方は上の空〜@@・・・でも、じっとがまん、準備、準備、と・・・・
 きょうはカキフライがメインです。
 いつも風路では6時30分からコースでお出ししていますが、この朗読会のときだけは、ゆきえさんが朗読会始まり1時間前に食事をすませたいということで、5時50分から夕食にしています。カキフライと茶碗蒸し、ひじきの煮物、豆腐、漬物、味噌汁、ごはん、という特別メニューです。
 「わーっ、おいっしいっ!」 と言っていただき、コックは胸を張っています!
 7時30分、宮沢賢治の朗読会の始まりです。氷や雪の感触まで、はっきりと感じられるのに、不思議に冷たくない、あったかーい気持ちが心に残ります。
 水の底にキラキラ届く光まで感じられるようです。

 終わってから、ゆきえさんを囲んで♪
 8日はおとなのための絵本の会。風路では2回目です。
 ゆきえさんの黒いカバンから絵本がとりだされるたびにワクワクします。
 1冊目、2冊目と、じっくり聴いているうちに胸がいっぱいになってしまいました。もちろんそのなかにも、ワッハッハと笑っちゃう場面もたびたび。
 至福の時でした・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 朗読会の準備をしている時、ふと窓の外を見ると、なんと珍しい訪問者がいるではありませんか!!
 1、2、3・・と数えてみると、7、8頭はいるようです。みんな立派な角を持つ牡鹿です。
 雪がたくさん降ると、餌をもとめて下のほうまで下りてきますが、今年はそれほど雪が多いわけでもないのになぁ・・?
鹿のお尻は白い・・

2月5日(木)
 きょうは「風のたより」の編集会議を風路で行います。3月発行の春号の相談です。会議が終わったら、先日関西旅行に行ったときのお土産の、神戸中華街の「ぶたまん」をふかしてご馳走する予定です。
 
 いよいよ今週末は、楽しみに待っていたおつきゆきえさんの朗読会。風路では3回目です。
 宮沢賢治も素晴らしいし、前回聞いた大人のためのの絵本の会は、腹を抱えて笑っちゃいました。
 今回はどんな本を読んでくれるのか、ワクワクします。
 ぜひいらしてください!

 ゆきえさんから手書きのお手紙が届きました。

2月4日(水)
 夕方外に出ると、風路の脇の木々の向こうにピンクに輝く富士山が見えました。

2月2日(月)
 小淵沢に「大地の風」というグループがあることを知ったのは、おつきゆきえさんの朗読会がきっかけでした。大地君というダウン症の少年の存在を通して、広がった輪からできた会だそうです。
 この会が世話役となり、小淵沢に露の団六さんという落語家を呼ぶとのことで、わたしたちもペンション仲間を誘って会場の福祉センターに出かけました。
 団六さんは「兄貴は楽しい?ダウン症」というコラムを毎日新聞に連載していたそうです。落語のあと講演もありました。そこでこんな話がありました。
 しょうがいのがいは以前は害でなくて碍(やりたいけれど自分の身体能力ではできない、という意味、だったと思います・・・)と書いていたそうです。碍が当用漢字に入れられなかったため、当て字の害にしたそうです。団六さんはどうして、邪魔者のような害という字を使うんだろう・・とずうっと思っていたことが、それで納得できたとのこと。
 家族だからこそ感じること話せることを、温かみのある関西弁で語ってくれました。
 夜は風路を会場にして「大地の風」のみなさんと団六さんの懇親会が行われました。心づくしの料理が並びます。手打ちのほうとうまでありました!
 私たちは会場提供だけで、料理の御相伴をさせてもらうという、なんだか得な役でした。役得ついでに!団六さんのサインまで頂いちゃいました♪

2月1日(日)
 きょうはポレポレクラブ始まって以来の大イベントになりました。
 「入笠湿原〜大沢山スノーシューウォーク」に、50人近くの方が参加して下さったのです!
 集合、送迎、ゴンドラの乗り降り、マナスル山荘での食事など、どうなることやら・・とちょっと心配でしたが、担当のペンションたんぽぽさんの事前の準備が良かったせいで、大人数の割りにずいぶんスムーズに行動することができました。
 小淵沢からは見えない中央アルプス、北アルプスの輝く峰々に歓声が!!♪
入笠湿原で、グループごとに記念撮影。次のグループが待っています。 素晴らしい景色と雪の感触に「下りたくないなぁ・・」と言う声が聞こえました。


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