八ヶ岳小淵沢ペンション風路
 風路の窓から見える風景や、八ヶ岳周辺の様子、ペンションの日常生活のひとこまを綴っていきたいと思っています。    ブログを作ってみました。内容はほぼ同じです。
12月31日(土)小さな祈り再び
 今年の大晦日の夜は、私たちも途中から合流させてもらって、一緒に乾杯し、おいしいビールやお酒を楽しみました。

 さっき知ったのですが、NHKの紅白歌合戦で吉永小百合さんが原爆詩の朗読をしたそうです。それが、なんと小淵沢のフィリア美術館からの放送だったとか・・・

 フィリア美術館では8月から9月11日まで

   男鹿和雄 画 吉永小百合 編
  原爆詩画集「第二楽章」の世界
    ヒロシマ・ナガサキのまなざし


 という展示をやっていました。
 8月31日に見に行ったことはこの日記にも書きました。
 その時 「詩画集 小さな祈り」 という本も買って帰り、家で読みながら「いつか吉永小百合さんがこの詩を朗読するのを聞いてみたい」と思っていました。
 文字で読むのと人間の声を通して聞くのとでは大きく違う、ということはおつきゆきえさんの朗読で、しっかり感じていましたから・・・

 この部分だけはこんど再放送があったら聞いてみたいです。

12月28日(水)八ケ岳の麓に帰る。
 八ケ岳歩こう会では今「八ケ岳八十八景を選ぶ」というプロジェクトを行っています。。
富岳十二景とか富岳百景とかはよくあるのに八ケ岳はそういうものが無い、という話が出たのがそもそもの始まりだったような気がします。

 それでは私たちで選定しましょうと、始まりました。
ホームページ等で呼びかけ、7月までの一次募集で100余、今第二次募集で20余の応募がありました。今年いっぱいが締め切りということで、私ももう一度アルバムを見てみよう、と思っているところです。
 その中の写真をオオムラサキセンターに展示してもらったり、カレンダーを作ったり、ということもしています。
 
 このプロジェクトのおかげで、八ケ岳がここからはどういうふうに見えるかなと気にして見るようになりました。ここからは赤岳が見えるかな、阿弥陀が見えるかな、というように。
 小淵沢からは赤岳が見えません。でもこの左右対称に近い八ケ岳も好きです。

 きょうは用事で甲府の先の石和まで行きました。国道20号で八ケ岳に向かって帰る道中、(甲府の中央市場くらいから?)遠くに雪を被った八ケ岳が見えていました。
 あの麓に帰るんだ、と思うとそれがなんだかうれしかった。

12月27日(火)今シーズン初スノーシュー
 今シーズン初のスノーシューに行ってきました!
 コックは風邪が直りきっていないので、代表1人参加です。
 八ケ岳歩こう会は冬はスノーシュー例会がだんぜん多くなります。
 去年は雪が降るのが遅く12月末の例会は中止になったりしましたが、今年は12月4日にまとまった雪が降り気温も低かったせいか、きょうの清里のサンメドゥズで30cmから40cmはあったのではないでしょうか。
 スノーシューを楽しむのには十分の雪でした。
 サンメドゥズも年々スノーシューの人気が高くなっているので、レンタルスノーシューの数も増やし、コースもいくつか整備したそうです。
 きょうは初めて歩くリフトから左に降りるコースでした。

 ただスノーシューをつけて歩くだけなのに、どうしてこんなに楽しいのか!
 まわりの青くくっきりと稜線を描く山々、林の中のウサギやリスの足跡、雪にまみれてすべったりころんだり・・・♪
 言葉ではうまく言い表せませんが、なんだかとっても満たされた気持ちになります。

八ケ岳歩こう会の例会はどなたでも参加できます。
スノーシューも難しい技術はいりません。野山を歩くのが好きな方なら、どなたでもすぐに始めることができます。
ぜひ、一緒に雪の世界で遊びませんか!

12月25日(日)電線を地下に埋める!・・・ようになったらいいなぁ(2006年初夢)
 素晴らしい青空!少し風邪気味の相棒もちょっと外に出てみたいというので、昼間のいくらか暖かそうな時間に家のまわりを歩いてみました。
 八ケ岳も日に日に白さが増しています。
 冬の山々は本当に美しい・・・

 散歩していると、もしここに電柱電線がなかったらなぁ・・・と思う場所がたくさんあります。特に写真を撮る方はそう思われるのではないでしょうか?
 
 以前河口湖に住んでいる方が、富士山の見事な姿の前に何本もの電線が入るのを見てため息が出ると書いていました。
 都会では少しずつ地下に埋めるようになってきたとのこと、また妻籠などの観光地もそうですね。観光立県を謳っている山梨県もぜひ検討してほしい!です。

12月24日(土)クリスマスディナー
 風路10周年記念「セレクトワインとクリスマス特別ディナーの夕べ」はなんとか終了しました。
 来てくださった皆様、
     本当にありがとうございましたm(_ _)m

 いろいろ迷ったディナーのメニューは、北海道から送ってもらった甘エビとボタンエビ・茄子のミートソース等の前菜、スープ、気合を入れて焼いた?自家製パン、魚料理は牡蠣のグラタンにしました。和牛のローストビーフはグレービーとおろしポン酢の二種類のソースで食べて頂くようにしました。
 デザートはクラシックショコラとバニラアイス、フルーツの盛り合わせです。
 あとはコーヒーやワインと楽しい会話でクリスマスイブの夜は更けていきました。
 料理に忙しく、マツケンは衣装のお披露目があっただけ?(そういうときもあるんです!)

 「かなりいい食材を揃えることができたので、できるだけ味を生かすことを考えて料理しました」(シェフ談)
 写真は撮る余裕がありませんでした(汗!)
 今年加わったパッチワーク作品の一つ、雪の林の中の教会。
 
 FM富士のY様よりお祝いに春を呼ぶような淡いピンクの花束をいただきました♪〜 (^^)

 二人とも飲みたいときのつよ〜い見方はなんといっても徒歩5分の和食のお店留羽(るう)さん。奥様自ら届けてくださった箱を開けるといい香り!専門店のコーヒーセットです。「10周年お祝い 四季料理 留羽」とカードが入っていました。 留羽さんもフーロ紙幣協賛施設になってくださっています。
 みなさん、優しすぎ・・・(TT)

12月22日(木)一大事!? & ふうろのぶろぐはふうろぐ?
 玄関を少しイルミネーションで飾ろうと思い、Jマートまで買い物に行く予定だったのですが、きのう寒い中外で作業したせいかコックがノドが痛いと言い出しました。「食欲もない」って?それは一大事!
 買い物は必要なものだけ、長坂中央クリニックでノドの薬をもらって早々に帰ってきました。
 今年は風路は室内だけの飾りになりそうです。
 コックの母が作るパッチワークの作品はどれもふわふわとあったかくて、これはこれで大好きです。

 ブログというものをやってみようかと思い、とりあえず12月のこの日記をブログ形式で作ってみました。ブログだと、コメントに書いてもらえたり、カテゴリーに分けて書いた内容をまとめることができたりしますが、自由なレイアウトはこっちのほうができるかな?ブログでもよくわかっている人はいろいろ工夫できるみたいですが。
 とりあえず内容はあまり変わらないので、どちらかを見て頂けたらうれしいです。                    ブログはこちらです。

12月21日(水)ダッチオーブン買ったぞ!
 11月に「ちっちゃな造園屋」小松さんに石炉を作ってもらってから「買うぞ!」と決めていたダッチオーブンをついに購入しました。
 まずシーズニングといってさび止めのワックスを取り除き、油をなじませる作業(ぬるま湯で洗い火にかけて乾かし、油を薄くぬりふき取る)をする必要があるのだそうです。
このシーズニングを何度かやって、初めてオーブンとして使えるようになるそうです。
きょうは朝からこの作業。やっと午後から使えるようになりました。
きょうのメニューはかぼちゃの詰め物と焼き芋と焼きじゃがです。
23・24日のクリスマスのメインディナーに予定している、和牛のローストビーフはこのダッチオーブンで焼く予定です。
石炉で火を熾しています。 シーズニングの終わったオーブンにカボチャ・芋を入れます。 あとは放っておく。
ときどき火の加減を見る。
1時間?後。黄金色! こちらもうまそ〜♪ ちょっと味見ハフハフ・・
アツッ・・うまっ

12月20日(火)赤兎のラーメン
 前に書いた若者ことばを使うと、「ヤバイうまい!」か・・・
小淵沢食いしん坊倶楽部メンバーに教えてもらった、下諏訪の一見地味な構えのラーメン店。
夜初めていくときは、多分見つけられない人が多いのでは、と心配になるくらい。
実際私たちも、そうでした・・・
看板が引っ込んだ建物にしかついていない。
道路際にあって灯りがついているとわかりやすいと思うのですが・・・
(ってうちもそうか・・・)

 醤油・香味醤油・味噌・塩・塩野菜・もろみと食べさせていただきましたが(えっもうそんなに行ってる?)、どれも「う〜ん、よ〜し(^^)!」と言ってしまう味です。
私はラーメンはどちらかというと醤油党ですが、ここでは塩・味噌・もろみ・・・どれにするか迷います。
                            写真は塩→
あとうれしい「ちゃめたま」!
この楽しい響きのネーミング!
「ちゃ」と「め」と「たま」がはいっているミニ丼です。
ラーメンとこのちゃめたまを食べれば1000円ちょっとですごく豪華な食事をした気分になれること請け合いです。!

都会にあるか、もっと宣伝がうまければきっと行列ができると思います。

12月19日(月)高森草庵を知っていますか
 八ケ岳歩こう会の今年最後の例会「ミステリーウォーク」です。
 ちょうど一週間前に下見に行きました。きょうも風が冷たかったですが14名の参加者。
 太陽が照っている時の暖かさが本当にありがたく感じます。雲に隠れると一瞬で寒さが身に沁みます。ブルブル・・・
 お日様の力ってすごいです!

 中央線信濃境駅から、少し雪の残る道を15分ほどゆっくり登っていくと、萱葺き屋根の小さな家がいくつか見えてきます。日本昔ばなしのようななつかしい風景です。
 そこが高森草庵でした。リーダーの説明によると押田茂人という神父さまが40年ほど前にこの地で自給自足の共同生活を始められたとのこと、最初、映画「目撃者」で知ったアーミッシュを思いましたが、田んぼや畑や家の中で休ませていただいたりしているうちに宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」を思い浮かべていました。

 本当に寒い日だったので、母屋でお弁当を食べるよう招き入れて頂き、「地獄で仏ならぬ天国のよう」などと言い合いました。この母屋も自分たちで作られたそうですが、失礼ながら建てつけ悪く、すきま風入り放題のような質素な家です。それでもここだけストーブがあるそうで、冬の間はみなさんこの家で寄り添って暮らしていらっしゃるそうです。
 自家製の野沢菜やお味噌汁までごちそうしてくださいました。温かい味噌汁のありがたいこと!
 林の中には、戦争の犠牲者を慰霊する碑があり、自然に手を合わせたい気持ちになります。

 草庵との出会いというホームページにどなたかがこのように書いていました。
「(前略)この30年、すべてを合理化し、組織化し、計画し管理しようとするシステムがすみずみまで行き渡った日本の中で、ボロボロの貧しさのままで開かれた祈りの生活を続けていることは、まさに奇跡である。(後略)」

 ストーブにくべる薪を用意されていたシスターの手は真っ赤でした。長靴はガムテープで、繕ってあったそうです。

 宮沢賢治さんの注文の多い料理店の序の文を思い出しました。

・・・またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗(らしゃ)や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。・・・

こんな場所がすぐ近くにあったのですね。

12月18日(日)かっこうで歓迎会&忘年会、その後公演
 小淵沢ペンション振興会の新聞「風のたより」の編集委員のメンバーと同じく振興会の「ポレポレクラブ」合同の忘年会と反省会、そして今年からメンバーに入ってくれた強力部員月下草舎さんの歓迎会です。
 会場の「かっこう」は風路から歩いて5分、フーロ紙幣の協賛施設にもなってくれているみっちゃんのお店です。心づくしのお料理の数々・・・ごちそうさま!おいしいものをいただきながらゆっくり来年のこともいろいろ語り合え、充実した会でした。(と思います。)


 その後はマツケンに公演依頼(!)があり、小淵沢生涯学習センターまで出かけました。
 「衣装・カツラ・CDを忘れずにご持参ください」とのこと、いそいそとバックに詰め、馳せ参じました。
 相変わらず、踊りは振り付けのようには(全く)いきませんが、なんとか雰囲気だけは楽しく盛り上がった・・・かな???

12月17日(土)オカリナの音色はヤバイ!・・・やつねっとクリスマスとれいん2005
 ヤバイとは最近の若者ことばで最高のほめ言葉だそうです?
 おととしに続いて2回目の参加です。今回のメイン?は小海リエックスで行われるクリスマスコンサート。10月に初めて聴いた大沢聡さんのオカリナと尺八のコラボレーションということで、とても楽しみでした。
 始めの方で「アメイジンググレイス」を演奏してくれたのですが、きのうテレビで、先日若くして亡くなった本田美奈子さんが病院のスタッフの方たちの前で、この歌を歌っている様子を見ました。ヤバイ・・・うるっとしてきた・・・
 そのあとの涙そうそうも(TT)・・・

 リエックスを出たときは雪がかなり激しく降っていたのですが臼田スタードームに着いた時には空に明るく輝く月と星が!望遠鏡で火星とスバルと二つ星(名前忘れました)と月を見ることができました。
今みているスバルは光が400年旅をしてきたものだとのこと。不思議な感動・・・

12月16日(金)特別おいしいお酒
 宅急便が届きました。 重い!
 
 あっ、風路開業当時からのお客さまからです。
 いつも風路に「ただいま!」と言って帰って(!)きてくれます。
 そして「なるべく早く帰郷します」といって出発されます。
 10日の10周年記念イベント「おつきゆきえさん朗読会」にも来てくれました。

 そしてきょう届いたのは、以前写真では見たことがありましたが・・・
 諏訪の蔵元「真澄」の特別のお酒です。
 ラベルに「御目出」そして「鯛」の絵が・・・
 祝10周年の文字入りです。

 すっごくうれしいです!
 いつ飲もうかな♪ やっぱり一緒に飲みましょう!

12月15日(木)甲斐駒ヶ岳と雲
 紅葉も終わり、落葉樹の葉は落ち、草は枯れてまわりはモノトーンの世界になってきました。
 いよいよ山々が美しく見えてくる季節です。
 空気も冷たく澄んで、遠くの山がぐーんと近づいてくるようです。

 雲をまとった甲斐駒と雲一つない甲斐駒、どちらも素敵です。
 上の写真は「スカーフをなびかせる甲斐駒」(7日)
 と名付けました。


 中は「甲斐駒のリボン」(9日)
 ちょっとかわいい。
 


 下はきょうの甲斐駒です。
 雲一つない空に真っ白に雪化粧しています。

 毎日見ていても見飽きることはありません。



12月13日(火)新桃の里ウォーク・下見
  


 来年4月に予定している八ケ岳歩こう会の桃の里ウォークの下見です。

 4年?程同じコースを歩いたので、中止という話もあったのですが、「あの桃の里ウォークを無くすなんて、もったいない!」という意見多数。

 桃の里に行くのはそのまま残し、「途中新しい道を開拓しましょう」ということで、担当者3名が探してくれた道をたどって見ることになりました。
 下見なのに、集合場所のオオムラサキセンターに行ったらなんと20名近くも集まっているではないですか!担当の人柄ですね!

 花もない時期に桃の里ウォークの下見をしてもつまらないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。いえいえ・・・
 「この時期に歩くのもいいなぁ・・・!」 
 多くの参加者がきっとそう思ったのではないでしょうか。

 何しろ、後には八ケ岳、右手には甲斐駒ケ岳・鳳凰三山、左手には茅が岳、その奥に金峰山、そして前方雲の上には富士山・・・・が澄んだ空気の向こうにくっきり見えるのです。
 きょうは雪が舞っているのか、高い山の上はだんだん雲に隠れていきましたが。
 その雲の流れもまたきれいでした。

春になると山々は段々霞んできます。
八ケ岳山麓をフィールドにしていることの幸せを感じるウォークでした!

 上の集合写真は茅が岳をバックにコース変更した場所で撮っています。
 右の写真は同じ場所で茅が岳の左の裾野の向こうに見える山を撮りました。三つ目の山なみが横尾山です。春なら多分見えることはないと思います。

12月12日(月)ミステリーウォーク・下見
6月のウォークで偶然見つけたトンネル。その向こうはどうなっているのか?その時は時間がなくて引き返し、「また改めて探検してみよう」 ということになり、きょうはその下見です。

 不思議なトンネルの向こうは「千と千尋」の世界?
 豚になってあさましく食べまくるかな?
(今でも食べまくっているって?)

 来週の月曜日が本番です。トンネルの向こうにご一緒に行ってみませんか!

 八ケ岳歩こう会の例会はどなたでも参加できます。

12月11日(日)おつきゆきえさん「大人のための絵本の会」
 きょうは「おとなのための絵本の会」
 朝食をゆきえさんと一緒にみんなで頂きました。この時間も楽しかった!
 きょうは10時30分開演です。
 うちの駐車場に入りきらないくらい、車がいっぱいになりました。八ケ岳界隈におつきゆきえさんのファンが確実に増えているのを実感!
 
 インターネットや、テレビなどもすごいですが、ゆきえさんの温かい声、それが伝わる少人数の空間。その中で心がほどけて素直に泣いたり笑ったり・・・
 今の時代、ゆきえさんが読んでくれる賢治や絵本の中に私たちが本当に必要としているものがあるような気がします。

 そして今回もやっぱり思いました。
 「世の中にこんなに素敵な絵本があったのか!」 
 楽しい解説にお腹を抱えて大笑いしているうちに、命あるもの全て(亡くなっておばけになったおじいちゃんも)が愛しくなり、心がジーンとしてしまうのです。

 朗読が終わってからの懇談会も楽しいです。
 初めて来てくださった方もみんな和気藹々。

12月10日(土)おつきゆきえさん宮沢賢治朗読会  
 

 せっせと掃除をしていると、ピンポーンと鳴るので、玄関へ行って見ると、ZOOMさんが、素敵なリースを抱えていました。


 

 そして夜は、食いしん坊仲間(?)のバウハウスさんが、玄関までの道筋に足元を照らすロウソクを灯してくれました。
 透明のビンの中に入っていておしゃれ!




 また自分のペンションの仕事を済ませて、朗読を聴きにきてくれたあるびおんさんが、帰り間際に渡してくれたきれいな包装紙に包まれた箱を開けてみると、センスの良い自作の押し花額!


     うれしすぎ♪
 

 そして寒い中、来て下さったみなさん、本当にありがとうございました。
 賢治作品は本当に豊かで深いです。
 初めて聴く話もありました。大笑いしてしまう話もありました。ゆきえさんの朗読を通してまたちょっと賢治さんが身近に感じられたような気がしました。
 風路に初めて泊まった日からちょうど10年目の夜は、なんだかとっても幸せな気分で更けて行きました・・・

12月9日(金)小淵沢でペンションをやってよかったなぁ
 あしたはいよいよ風路10周年記念イベント「おつきゆきえさん朗読会」です。
 なんと!!10周年のお祝いにランの花が届きました!
 素晴らしすぎ! ♪(^^)(^^)♪
 ペンション仲間のたん歩゜歩゜さんからです。
 気持ちだけで十分うれしいのに・・・
 ペンション開業して3年目に風路のコックが倒れたとき、小淵沢ペンション振興会の仲間にはたいへんお世話になりました。今私たちがペンションをやっていられるのも、みんなのお陰です。
 病院にもたくさんの仲間が何度もお見舞いに来てくれ、通院のときに送り迎えをしてくれたり、退院したときは集まってお祝いをしてくれたり・・・
 「本当にまわりの人たちに恵まれていたなぁ・・・」 今しみじみ思い出します。
 小淵沢を選んで本当に良かったです!

12月8日(木)やはり、「糸」は敗北・・・
 八ケ岳歩こう会の忘年会は近くのレストラン「トマト」さんが会場を貸してくださり。1品持ち寄りで行われました。超豪華ランチで、朝ごはんを食べてきたことをすぐに後悔。
 みんなすごいなぁ・・・♪
 わいわいと楽しい時はあっという間に過ぎ、その後、商工会で風路の通信「風の通り路」印刷、そのままペンション振興会の忘年会に直行。七賢で有名な山梨醸造の経営する「臺眠」が会場です。ここは初めて行きましたが、雰囲気のよいお店でした。
 さて、いよいよ二次会「」に繰り出します。ここは最新のカラオケ設備が入ったと常連は気合がはいっています。

初めて中島みゆき「糸」に挑戦するも・・・

好きな曲とうまく歌える曲とは全く別

このことをしっかり確認しました。トホホ・・・

歌詞はいいんだけどなぁ・・・

12月7日(水)中島みゆきの「糸」で行く?
 忘年会シーズン真っ只中!
 きょうはリゾナーレでYPA(山梨県ペンション連盟)の親睦会。
 明日は昼は「八ケ岳歩こう会」の忘年会、夜は「小淵沢ペンション振興会」の忘年会と連チャンです。
 その後は、きっとカラオケ好きがスナック「紬」に繰り出すことになると思います。
 相棒の方はたくさんレパートリーがありますが(うまいかというとそれは別)、私は少ない。
 それでこのところ良く聞いている中島みゆきをちょっと練習してみようかと密かに考えています。

 ♪縦の糸はあなた
   横の糸はわたし
   織り成す布はいつか誰かを
   暖めうるかもしれない
   (「糸」)

 (ミスチルの桜井くんも何かのコマーシャルで歌っていたらしい)

 好きな曲とうまく歌える曲とは全く別なので・・・

12月6日(火)おつきゆきえさんと賢治と絵本
 今週末の10日(土)・11日(日)は風路10周年記念イベント「おつきゆきえさん朗読会」です。寒い時期にもかかわらず、もう何人かの方が予約してくださっています。
 ゆきえさんの朗読を1度でも聞いた方は、きっとその素晴らしさに「何度でも聴きたい」 と思われるのではないでしょうか。
 私たちも「ゆきえさんの朗読で宮沢賢治さんに出会った」 と思っています。それまではただ「知っていた」 だけかな? そしてゆきえさんの朗読を聴く毎に少しずつ賢治さんが近づいてきてくれるような、そんな気がしています。

 4日(日)にNHKで「イーハトーブ幻想曲」という番組を放送していたそうです。

 宮沢賢治の生涯を音楽でつづる、そんな内容でした。
 「おお朋だちよ 
 いっしょに正しい力を併せ 
 われらのすべての田園とわれらのすべての生活を
 一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようでないか」
 という『農民芸術概論』の一節は、
 流された映像の美しさとともに胸にしみ込んでくるようです。


 と紹介されている方がいました。残念!見てみたかったです。

 おとなのための絵本の会もとっても楽しいです。
 大人になったからこそわかる絵本の深さ、豊かさにきっと心が熱くなると思います。 
 ぜったいお薦めです!

12月4日(日)「花のさろん」藤岡美恵子さん、ありがとうございます。
 大きな包みを持って友人が来てくれました。
 包みを開けると中には素敵なプレゼント♪
 友人の知り合いの方が風路の10周年のお祝いに造ってくださったとのこと。
 どこに飾ろうかと、あちこちに置いてみました。 
 やっぱり玄関がいいかな?  

 お昼過ぎから降り出した雪はだんだん本降りになって、夕方には10cmは積もりました。
 今年初めての雪景色。
 スノーシューシーズンも間近です。

 今夜はペンションたんぽぽの粟田農園から頂いた白菜をたくさん入れた鍋料理に決めました!
 

12月3日(土)清々しい!

 2階部分の外壁を塗ってもらいました。もうすぐ10年経つとは思えないほどきれいになりました。「新築」と言いたいくらいです!この仕事をしてくれたのは「アシスト」という会社の方々です。寒い日々遅くまでの作業、ご苦労様でした。
 アシストさんも、今年の7月と11月に造園をお願いした「ちっちゃな造園屋」小松さんも、本当にこの方たちに頼んで良かった!という仕事をして下さいました。
 
 今度は私たちが、お客様に「この宿に泊まって良かった」と思って頂ける様、がんばらなくちゃ・・・と気持ちを引き締めています!        

12月2日(金)コタツDE星見
 八ケ岳歩こう会仲間のペンションペアハットさんでは「コタツDE星見」というなんとも粋というか酔狂というか、そういうイベントをやっています。「いつやっているんですか?」という質問に「1年中です。」と答えていたので、星に興味がある方は、問い合わせてみればきっと都合に合わせてやってくれると思いますよ!(多分)
 実は今晩ペアハットさんからお誘いの電話があり、星見に行ってきたのです。きのうの日記に、星のことを書いたりしていたし、また「温かい鍋も用意します」というこれまた魅力的な言葉に惹かれ喜んで出かけていきました。始めは雲があり、ポツポツとしか見えなかったのですが、鍋の最後のうどんをおいしく頂いているうちに、見上げるとたくさんの星が・・・
 あれはスバル、あれが火星、あれは土星かな・・・コタツに足を突っ込んで寝転んで星空を見上げる・・・心がジーンとするくらい素敵な体験です!ほんとに!
 しかし・・・、寒さに弱い私たち・・・、少し早めに退散・・・
 次回は強力下着と強力上着に身を固めてリベンジしたいと思います。また誘ってね!
                  ペアハットさんの夜景です。→

12月1日(木)小さな星
 きょうから12月!速い!!
 最近また良く聞いている中島みゆきの曲に

 ♪瞬きひとつのあいだの一生
   ぼくたちはみんな一瞬の星
  (「瞬きもせず」)

 という歌詞があります。

 今、夜空を見上げると星が降るようです。
おととしのクリスマスとれいんで行った臼田スタードームの館長さんが、
 「気の遠くなるような悠久の時 (スライドで見せてくれた生まれたばかりの星は、生まれたばかりと言っても150万年前!) と、宇宙の広さ (太陽は中の下くらいの大きさの星で、地球は宇宙の広さから言うと顕微鏡で見るようなもの) を考えると、あっという間の一生を生きている人間同士が、その表面で殺し合いをしているなんて・・・」
 とお話していたことを思い出しました。
 奇跡のように生まれてきて同じ時代に生きている人々が、ともに楽しく笑いあいながら暮らしていける地球でありますように・・・

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