八ヶ岳小淵沢ペンション風路
 風路の窓から見える南アルプスの山々や、八ヶ岳周辺の様子、ペンションの
日常生活のひとこまを綴っていきたいと思っています。
10月31日(月)秋の造園工事
 7月に造園をお願いした「ちっちゃな造園屋」小松さんと鈴木造園さんが、朝から来てくれています。西側のヤマボウシが雪のため折れてしまったので、かわりにカツラを植えてもらうことにしました。2階の客室の西日を遮ってくれるように、かなり大きな木を頼んでいます。
 大掛かりな作業で私たちも家の仕事をしながら、気になってしょっちゅう見に行ってしまいます。  7月の造園日記はこちらです。
 ←大きなトラックからカツラの木を慎重に下ろしています。

 →ヤマボウシを移植して、その後にカツラが植えられました。

10月30日(日)大沢聡オカリナコンサート
 「オカリナのイメージがかわりますよ。」と八ケ岳歩こう会仲間のペンションペアハットさんのお誘いを受け、オカリナ教室に通っている姉と一緒に会場の安達原玄仏画美術館へ行ってきました。
 まず会場の雰囲気に興味津々・・・。普段は曼荼羅の絵が飾られているそうですが、今は他所の展示会に貸し出されているとのこと。それでも世界のお面がたくさんあったり、発掘された特大お釈迦様が横たわっていたり(写真の後です)しばし、見学。

 さあ、演奏が始まりました。宗次郎のイメージが強かったオカリナという楽器ですが、こんなに豊かな世界を表現できるのか、と驚きました。
 日本の童謡・ジャズ・クラシック・・・様々なジャンルの曲が演奏されました。それを可能にしたのは吹き口に3つの穴を開けることで普通は1オクターブの音域を3オクターブまで出るようにしたからだそうです。懐かしく優しく強さも秘めた心の奥に響く音色でした。
 オカリナが主ですが写真にあるように、太鼓や鈴やウィンドチャイム?などいくつもの楽器も使って、音楽の楽しさを味わわせてくれました。面白いと思ったのは大沢さんが座っている「椅子」のように見える太鼓です。後には丸い穴が空いていて、ちょうどそこから手を突っ込んで「三角くじを引く」箱みたいです。
 チャールダッシュ、ロンド、スペイン、素晴らしかった。水色のワルツも・・・  

10月28日(金)紅葉情報。 今が盛りかな?
 遅れていると言われている今年の紅葉も、やっぱりちゃんと美しく色づいてきています。紅葉名所の八ケ岳公園道路の赤い橋にはたくさんの車、ブリッジショップの展望台にはカメラを構えた人々が何人もいました。
 小淵沢のアカマツ林のツタとツタウルシも見事に赤くなりました。
実際はもっともっときれい。 緑のアカマツとの対比が鮮やかです。

10月26日(水)紅葉の横谷渓谷・ポレポレクラブ
 秋の小淵沢ペンション振興会・ポレポレクラブのウォークは、横谷峡です。ここは小淵沢から車で40分位。紅葉の美しいことで有名です。渓谷沿いに遊歩道があり、いくつかの滝を見ながらウォーキングを楽しむことができます。
 今回の参加者は36名。担当ペンションはたん歩゜歩゜さんです。私たちもたくさんのマイナスイオンを浴び、おしゃべりを楽しみ、赤・オレンジ・黄色・緑が錦織なす華やかな秋を堪能しました。 
横谷観音からの王滝。 色鮮やかな紅葉。
霧降の滝をバックに。 (滝がよく見えません!) 

10月25日(火)風路のまわりの秋
 モミジがいよいよ鮮やかになってきました。

 右は7月に庭を造ってもらったときに植えたコリンゴ。味はちょっと渋みがあって今ひとつですが、とってもかわいい。

 この夏ヨーグルトやデザートに大活躍だったブルーベリーが見事に紅葉しています。

 道路をへだてた向かいの木の実は何ですか?と良く聞かれます。6月に小さい白い花を雪のように咲かせていたズミ(コナシ)です。

10月24日(月)朝からオレッ!
 外は気持ちの良い朝。そのなかで響き渡る♪サ〜ンバ、ビ〜バサ〜ンバ♪のメロディー・・・
 「とても朝からこんなことはできない・・・」といいつつ音楽が流れると自然に体は踊りだし、ノドを振るわせる乗りのいい楽しいお客様たち。
 「次回は夜からやりましょう!」と名残惜しげに?(名残惜しがっているのは風路のマツケンのほう!)お帰りになりました・・・    「待ってまーす♪
♪〜 ♪〜

10月23日(日)ほんたうのたべもの
  今朝はぐんと冷え込みました。ナツハゼの赤い葉の向こうに凛とした甲斐駒。きょうこれから風路のダイニングで心待ちにしていた朗読会が始まります。
 おつきゆきえさんは「ほんたうのたべものや」というお話の出前やさん。日本にただ一人しかいない職業だそうです。
 2003年の4月に初めてゆきえさんの朗読を聴いて、いつか風路でも朗読してもらいたいなぁ・・・と思ってから数えてみたら今回で8回目でした。
 きのうの夜はペンションたん歩゜歩゜さんに宮沢賢治作品の朗読をお客様と一緒に聴きに行ってきました。
 きょうは風路で「おとなのための絵本の会」。どぎもをぬかれる本、ジーンとしてしまう本、合間に語られるゆきえさんの話の面白さ・・・絵本の世界の豊かさに酔いしれました。
 
 うれしいのは12月10日(土)・11日(日)にまたお話の出前を届けてもらえるのです。楽しみ♪
 ぜひ一度聴きにいらしてください!
 

10月19日(水)まぼろしの天丼
 小淵沢食いしん坊倶楽部の仲間から教えてもらっていたすごい天丼を、ついにきょう食べに行ってきました!19種の天ぷらがうず高くごはんの上に乗っていて、絶対に完食するのは無理!と言われていたので、天ぷら大好きの風路のコックは「我完食せん!」と勇んで出かけたのでありました。 
まずとなりのテーブルに運ば
れて来たのは
天ぷら10種のかき揚げ丼でした・・・
いやがうえにも盛り上がる期待 と不安・・・
きたーー!! よっしゃー!!
 結果は・・・天ぷら8割、ご飯3割くらいか・・・うー、体中天ぷらだーー・・・
 表題に「まぼろしの」とついているのはこの天丼は来月11月18日でおしまいだとのこと、天丼好きの大食漢はトライしてみては?でも胃腸のことも考えてくださいね!
 ちなみにかき揚げ丼はその後もやっているそうです。
 お店の名前は「利休庵」。場所はR152沿い姫木平です。
 実は小淵沢からこのお店に行くまでの紅葉がとても素晴らしかったです。今が見頃ですね。蓼科女神茶屋からピラタス・ビーナスライン沿いの紅葉は赤・黄・オレンジと陽の光に輝いてきれいでした。「花よりダンゴ」ならぬ「紅葉より天ぷら」という人もいましたが・・・

10月18日(火)千国街道・塩の道
 ペンション仲間、ウォーキング仲間のZOOMさんのお誘いを受け、日本市民スポーツ連盟イヤーラウンド認定コース「北アルプス展望&古道塩の道周回コース」を歩いてきました。栂池高原の観光案内所を起点に、いくつかのスキー場の下を通り、後半はいにしえの塩の道を歩くコースです。遠くに山々を見ながら足に優しい土や落ち葉の道を歩いていると本当に豊かな気持ちになります。傍らを小川が流れているのもうれしい。日本にはいい道がたくさんあるのだなぁと実感しました。
 畦道をお借りしてお弁当を頬張ります。 ちょっと朽ちかけた塩の道の標識が良い風情です。

10月17日(月)おつきゆきえさん朗読会のお誘い
 いよいよ今週末は大好きなおつきゆきえさんの朗読会です。何度聴いても素晴らしい!宮沢賢治さんのお話も、ゆきえさんを通して聴くと胸にスーッと染み渡るように入ってくる気がします。
 絵本も目からウロコ!腹を抱えて笑ったり、胸がいっぱいになったり・・・ 毎回「世の中にこんな素敵な絵本があったのか!」 と思わせてくれるのです。
 ぜひぜひ、だまされたと思って?一度聴きにきませんか! きっと、聴きにきて良かったと思っていただけると思います! 23日(日)10時30分からです。
                  詳しくはこちらをどうぞ。

10月14日(金)横谷峡ウォーク・八ケ岳歩こう会
 今年の2月に氷柱・氷瀑を見に行ったときに歩いたコースです。同じ道なのに季節が違うと、ずいぶん表情が変わります。9月8日ポレポレウォークの下見に行ったときには、通行止めだった王滝までの道も、通れるようになっていました。
 ポレポレウォークは下から王滝を眺めるコースです。そっちも素晴らしいですよ!26日(水)の参加お待ちしています!
           「風の通り路39号編笠山」、13日に登った「入笠山からの展望」をアップしました。
通れるようになった王滝展望台から。 横谷観音前で集合写真。

0月13日(木)360度のパノラマ・入笠山
 雲一つない青空!
庭の草刈や、通信送付の予定を遅らせて(放り出して!)、出かけてしまいました。頂上は360度の展望。小・中学生が大勢登ってきて大賑わいでした。   
 カラマツの紅葉はもう少しです。                

  → 八ケ岳。

鹿島槍の双耳峰。

北アルプスの
槍もくっきり。

中央アルプス。
木曽駒・宝剣。

10月10日(月)キジ

 紅葉したブルーベリーの向こうに訪問者。
 雌のキジです。
 何を見ているのかな?
 しばらく止まっていました。

10月9日(日)合唱オペラ「ごんぎつね」
 小淵沢では毎年「こぶちさわ音楽祭」と銘打って、年間通じていろいろなコンサートが催されています。7日・8日は合唱オペラ「ごんぎつね」が上演されました。地元の方たちからなる
60名の合唱団は、1年以上前から練習を重ねてきています。指揮は池辺晋一郎さん、演出は熊谷章さんです。
 このオペラを見るために風路に泊まってくださったお客様は、去年群馬でこのオペラを上演したときに出演なさったそうです。なんともう一組のお客様は原作者の新美南吉さんの出身地からいらして、しかも3年前?愛知県で上演したときに出演されたそうです。そのことがお互いにわかってからは大いに話が盛り上がり、そばで聞いていた私たちもついつい引き込まれてしまいました。
 見に行ってみたかったですが、連休ではちょっと無理ですね。それに切符ははやばやと完売だったそうです。

10月5日(水)風の通り路39号」
 9月19日に登った編笠山の山行報告です。オーナー奮戦記は「ガーデニングは楽しい!の巻」。渡嘉敷裕さんの植物コラムは「イチイ」です。これから小淵沢ペンション振興会の通信「風のたより」と一緒に、山歩き好きのお客様やハイキンググループに送ります。

10月4日(火)華やかな季節!
 夏が終わったばかりのような気がしていましたが、早いものでもう10月。いよいよ八ケ岳が一番華やかに彩られる季節の到来です!
 風路の庭に新しく植えてもらった木々も紅葉し始めています。植え替えてもらったシャラもこんなにきれいに紅葉していたっけ?とおもうくらい鮮やかなオレンジ色に変わってきています。
 今月26日(水)にはポレポレクラブ主催の横谷峡紅葉ウォークが予定されています。ご一緒に紅葉の渓谷をポレポレ(ゆっくりゆっくり)歩きませんか!参加お待ちしています。
ピンクがかったオレンジに変わる
マルバ
シャラの葉越しに見る風路。 鮮やかな赤に染まるモミジ。

10月2日(日)がんまるウォーク
 小淵沢に実在したといわれる「がんまる」さんのお話の舞台となっている旧松木坂と北野天神社を歩くウォークに途中から参加しました。小淵沢の町作りに取り組む小淵沢TMOの主催で、八ケ岳歩こう会も協力をしています。
 去年の報告で、北野天神社のお神楽が素晴らしいと聞いていたので、今年は集合時刻に間に合わなくてもお神楽だけは見に行きたいと思っていました。お神楽は午前10時頃から始まり午後4時まで続くそうです。12時半過ぎ到着して1時間ほど見ることができました。
 このような伝統行事が地元の人たちの手で大切に守られてきたことを、小淵沢に10年住んでいて今まで知りませんでした。きょうは本当に来て良かったです。お神酒やおでんが振舞われ、それもすごく良かった!(@@)うぃ〜♪(うまかった!参加してよかったなぁー・・・)
 また、ウォークの途中、地元の木を使って自力で森の中に家を建てている安藤さんのメッセージに触れることができたのも心に残りました。
意気込みが伝わってきます。 時間をかけて練習してきたそうです。
・・・ぼくたちは新しい時代の地域の森づくりをしながら、この場所とこの近くで育った木を大切に使って家を建てています。森で汗し森を愛する人たちがさまざまに集える「若ききこりたちの家」を目指しています。・・・

10月1日(土)壮観です!
 歩くのが好きなお客様が比較的多い風路に、車好きのグループの方々が泊まって下さいました。ピカピカに磨き上げる手つきにも愛車への熱い思いが感じられます。私たちはほとんど車の知識は無いのですが、それでもずらーっと並んだ車を見ているとなんだか楽しくなります。20年、30年と乗り続けている方もいらっしゃるとか・・・
 私たちがよく通うパスタと自動車生活雑貨のお店バウハウスさんにみなさんで出かけて行きました。バウハウスのオーナーも大の車好き。きっと熱く語り合っているのではないでしょうか。

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